さくらのクラウドで新規サーバを作る時、
テンプレートで作成するとネットワークに接続されていますが、
自分でインストールした場合には繋がってません・・・。
テンプレートはディスク20GBの時しか使えないので、
それ以上のディスクを選ぶと、自分でネットワークの設定をしないといけませんでした。
いろいろやってるとできたので、やり方をメモっておきます。(CentOS 6.2 64ビット)
・新規サーバ作成
CentOS 6.2-x86_64を使用

新規サーバ作成
・サーバ作成後に起動してOSをインストール
接続に必要な情報が4つあるので、クラウドのコントロールパネルからメモっときます。
・IPv4アドレス: 133.242.***.***/24 ・ネットマスク: 255.255.255.0 ・ゲートウェイ: 133.242.***.1 ・ネームサーバ: 133.242.0.3, 133.242.0.4
・さくらのコントロールパネルからリモートスクリーンで操作
コピペが使えないんでちょっと面倒です。

リモートスクリーン
/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0を変更
ifcfg-eth0 eth*の数字は適宜変更して下さい。
# vi /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0
DEVICE=eth0
HWADDR=9c:a3:ba:25:71:f0
NM_CONTROLLED=yes
ONBOOT=yes
BOOTPROTO=static
IPADDR=133.242.***.***←IPv4アドレス
TYPE="Ethernet"
NETMASK=255.255.255.0←ネットマスク
/etc/sysconfig/networkを変更
# vi /etc/sysconfig/network
NETWORIKING=yes
NETWORIKING_IPV6=yes
GATEWAY=133.242.***.1 ←ゲートウェイ
HOSTNAME=localhost.localdomain1
/etc/resolv.conf を作成
# vi /etc/resolv.conf
nameserver 133.242.0.3 ←ネームサーバ
nameserver 133.242.0.4 ←ネームサーバ
search localdomain
これが終わったらnetworkを再起動。
# /etc/init.d/network restart
Shutting down interface eth0: [ OK ]
Shutting down loopback interface: [ OK ]
Bringing up loopback interface: [ OK ]
Bringing up interface eth0: [ OK ]
ping打ってみます。
# ping google.co.jp
PING google.co.jp (74.125.235.184) 56(84) bytes of data.
64 bytes from nrt19s12-in-f24.1e100.net (74.125.235.184): icmp_seq=1 ttl=57 time=16.8 ms
64 bytes from nrt19s12-in-f24.1e100.net (74.125.235.184): icmp_seq=2 ttl=57 time=16.5 ms
64 bytes from nrt19s12-in-f24.1e100.net (74.125.235.184): icmp_seq=3 ttl=57 time=16.5 ms
これでネットワークに繋がり、外部からSSH接続できるようになりました!
クラウドはVPSや専用サーバに比べると割高になってしまいますが、
冗長性の確保や、スケールアウトはやり安くなるなので、
ようすを見ながら積極的に使っていこうと思ってます。
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